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日本三古橋の一つに数えられる、由緒ある橋。宇治の茶まつり「名水汲み上げの儀」もとり行われます。
宇治橋は、日本三古橋の一つに数えられます。大化2年(646)に奈良元興寺の僧道登によって架けられたと伝えられ、そのいわれは、東詰の橋寺放生院にある「宇治橋断碑」に刻まれています。京阪宇治駅を降りるとまず目にすることができ、宇治橋からの眺めは、しばしの感慨と休息を与えてくれます。
現在の橋は1996年3月に架け替えられたもので、桧造りの高欄、青銅製の擬宝珠を冠した伝統的な形状をしています。上流側に張り出した「三ノ間」は、守護神「橋姫」を祀った名残りとか、豊臣秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたところともいわれ、宇治の茶まつり「名水汲み上げの儀」が行われます。