- Select Language
中国の僧隠元が1661年に開山した禅宗黄檗宗の本山。
三百数十年の伝統、名物普茶料理も人気。
黄檗山萬福寺は1661年に中国僧、隠元隆琦禅師によって開創されました。広大な境内では、今も雲水が厳しい戒律のもと、日夜修行に励んでいます。東西に並立した伽藍配置は明末・清初の中国禅寺の特徴を持ち、異国情緒の漂うお寺です。
萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。創建当初の姿のままを今日に伝える寺院は日本では他に例が無く、代表的禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額などが国の重要文化財に指定されており、2024年12月には「法堂」「大雄宝殿」「天王殿」の三棟が国宝指定されました。
また、当寺の名物、中国風精進料理の普茶料理は、見た目の華やかさとともに、高タンパク・低カロリーで栄養面にも優れた料理として人気を呼んでいます。